2017年を振り返って


ずいぶんブログを更新していませんでしたが、あっという間に年末になってしまいました。

 

 2017年はVR関連では、より簡単にコンテンツを制作できるツールやInsta360 ONEやTHETA Vのような高品質撮影が可能になるカメラなども発売され、コンテンツ作りにおいては、より身近になったかと思います。 

 

私たちはSwingの制作でVRに関わっているのですが、Swingの制作において1年前と比べて変わったことを書きたいと思います。

(1)地方からのお問い合わせが増加

2016年はお問い合わせをして頂いた方の約7割が東京からのお問い合わせで、1割が大阪から、残りの2割がその他の地方からのお問い合わせという割合でした。これが今年はその他の地方からのお問い合わせが約4割まで増加し、VRの認知が徐々にではありますが、全国的に広がりをみせていることが実感できました。それでもまだ、約5割は東京からのお問い合わせです。来年はもっと広いエリアでお問い合わせを頂ける期待をしております。

(2)VRコンテンツをすでに所有されている方からのお問い合わせが増加

 

2016年は「VRってどうやるの?」「実施予定はないけど興味があって問い合わせた」など興味本位も含めて、VRがどんなものであるかの説明をすることから始まることが非常に多かったのですが、2017年は「すでにVRコンテンツを制作・配信済み」であり、このVRコンテンツのさらなる活用方法としてVRビューアを検討しているというお客さまが非常に多くなりました。

 

これはコンテンツ制作・配信という部分では、たくさんのコンテンツが制作されている証であり、さらに制作したコンテンツを二次活用するといった、次フェーズに向かっている表れだと思っています。

(3)「観光・旅行」、「住宅」からのお問い合わせが多かった

以前は様々な業種の方からのお問い合わせだったのですが、2017年は「観光や旅行」、不動産や住宅販売など「住宅」の業種の方からのお問い合わせが突出して多かったです。

「観光イベントなどで配布して、観光客を呼び寄せたい」、「注文住宅なので仕上がり感をVRで確かめてもらいたい」など、VRと非常に相性が良いのが一因でもありますが、このふたつのカテゴリは特にVRの浸透具合が高くなっていることを感じました。

以上3つが2017年を振り返って感じたことになります。来年はもっと多くの方々にVRコンテンツに触れてもらえる機会がたくさんあるような気がしてなりません。

 

写真は現在制作中の次バージョンSwingのプロトタイプです。来年にはきちんとした形でお見せできるように制作中です!次バージョンでは、組み立てにかかる時間は約10秒、折りたたみも簡単に行えます。レンズも少し変更していますので、もう少々お待ち頂ければと思います。

 

2017年も残りわずか、今年もありがとうございました。

また、2018年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

Posted by Swing運営チーム